巧遅拙速
こんにちは、クリエイティブSecの長谷川です。
コーポレートサイトをリニューアルしてから2個目のブログは私が担当します。
弊社では毎月1回、社内全体での会議があり、代表を始め、各セクションのマネージャーなどが先月の取組結果や今月の取組内容を報告します。
その中で、弊社代表の杉江からは毎月、「今月の一言」というものが紹介され、今回はその件について触れたいと思います。
今月の一言は「巧遅拙速」でした。
「巧遅拙速」とは?
巧遅拙速とは辞書を引くと、以下のような意味があります。
巧遅拙速(こうちせっそく)
goo辞書
意味:いくら上手でも遅いよりは、たとえ下手でも速いほうが良いということ。
「失敗は成功の始まり」という言葉もありますが、人は失敗から多くの事を学び、それを活かすことで成功に近づいていきます。
もちろん、「致命的な失敗」は避けなければなりませんが、前向きに、正々堂々とチャレンジした上での失敗は、将来必ず生きる、成功への「糧」と言えるでしょう。
重大な事柄では、「熟慮断行」が大切ですが、考えているだけでは物事は進まず、やってみて初めて分かることも多々あります。
なので「まずやる」、もし間違っていれば「あとでなおす」で良いという考え方です。
「失敗」は恐れるべきでない。失敗にまつわる著名人の名言
失敗は誰しも通る道。
失敗にまつわる名言は、数々の著名人が残しています。
その一部を紹介したいと思います。
失敗しても構わないが、失敗するなら早くしろ
Google共同創業者 ラリー・ペイジ
私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。
発明家 トーマス・エジソン
失敗とは、よりよい方法で再挑戦する素晴らしい機会である。
フォード・モーター創設者 ヘンリー・フォード
名言は、まだまだ沢山あるので、気になる人は「失敗 名言」で検索してみましょう。
巧遅拙速。でも「拙速」だけにとらわれないで
巧遅拙速の意味は、先程述べたとおりですが、何でもかんでも拙速であればいいというわけでは当然ありません。
拙いものを拙いと自分でわかっているのであれば、当然それは改善しなければなりません。
どんな人でも完璧な仕事というのは簡単にできるものではありません。
だからこそ完璧を求めて「巧遅」になるくらいであれば、「拙速」を重視したほうが良いということです。
終わりに:こんな時代だからこそ巧遅拙速
コロナ禍により、世の中の状況は大きく一変しました。
これまで通りのやり方では通用しないことも多々あります。
つまりは、「現状維持」ではなく、新たな取組が必要とされる時代です。
しかし、新しいことには当然失敗も付きものです。
だからこそ「巧遅拙速」。まずは「やってみる」ことが重要なのだと思います。