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仕事で役立つパーキンソンの法則
はじめまして、物流システムSec 木村です。
突然ですが皆様は「パーキンソンの法則」という言葉をご存知でしょうか?
【パーキンソンの法則とは】
パーキンソンの法則には第1法則と第2法則があります。
- 第1法則「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
- 第2法則「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」
今回は、第1法則「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」 についてご紹介したいと思います。
【第1法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する】
これがどういう意味なのか、簡単に説明すると、「1時間で出来る仕事でも2時間の時間を与えられると、終わるまでに2時間かかってしまう」というようなことです。
実際に現場で発生しやすい事例をあげると、
- 会議の終了時間いっぱいまでダラダラと会議を行う
- 納期ギリギリまで仕事に取りかからない
このようなケースはまさに「パーキンソンの法則の第1法則が働いている」と言って良いでしょう。
パーキンソンの第1法則に対しては、以下のような対策が効果的です。
- 会議ではゴールを明確にする
- 作業時間を明確にする
- 仕事の期限を自分で決めて生産性を高める
- あえて人員を減らし生産性を高める
そして、対策をきっちり行えば以下のような効果を得られます。
- 先延ばしをしなくなり、時間に余裕を持つことができるようになる
- 時間の管理ができるようになり、残業が少なくなる
- 工数と経費を抑えられるようになる
【最後に】
パーキンソンの法則への対策は、その効果を知っておくと、より意識的に取り組めるようになります。
特定の人にだけではなく、多くの人が意識的に取り組む習慣を持ち、組織単位で克服することができれば、会社の利益率が大幅に上がる可能性があります。
この記事が皆様の仕事のお役に立てば幸いです。