最新のClaudeでゲームが作れるというので試してみた
こんにちは、ソリューションSecの長谷川です。
2025年2月末に生成AIであるClaudeの3.7 Sonnetが発表されました。
このリリース後、X上でゲームの生成機能がすごいと盛り上がっていたのですが
実際どのようなものなのか試していなかったので、試してみようと思います。
もともとゲーム作成はすごかったみたい
この記事を書くにあたって「Claude ゲーム作成」と検索してみたところ
昨年の記事なども結構出てきたので、どうやら3.7 Sonnet以前から
色々盛り上がっていたようですね。
では、Claude 3.7 Sonnetで何が変わったのかと言うと
拡張思考に対応した「Claude 3.7 Sonnet」 ハイブリッド型の新推論モデル (by Impress Watch)などが参考になりますが
「拡張思考モード」と呼ばれるものが搭載され、複雑な問題を深く考えるための推論モードと通常モードが切り替えられるようになったようです。
Xにて以下のようにClaudeで出来ることについて紹介されたものもありますので
ぜひ一度見てみてください。
https://twitter.com/SuguruKun_ai/status/1894565289528103033
とりあえず作ってみる
ブログの記事のためなので、さくっと作りたいと思います。
(作ってくれるのはAIですが)
とりあえず、簡単に下記のプロンプトを与えてみます。
「WordPressに埋め込めるように、JavaScriptで美しい弾幕シューティングゲームを作ってください。」
さて、どうなるでしょうか?
お?おぉ?!
単純な文章しか渡していないのに、やたらガリガリとコーディングをしてくれています。
しばらく眺めていると、約1分ちょっとでコーディングが完了しました。
実際生成されたコードがこちらになります。
https://claude.site/artifacts/111e3da0-b318-40d7-b9bc-2ea2af60aef0
「WordPressで埋め込めるように」と指示した部分は
ちょっとうまくいかなったようで、「WordPress上でカスタムHTMLでコードを埋め込んでください」とあり
そのようにしたのですが、動かなかったので別にHTMLを保存しました。
以下が実行結果です。
https://www.id-frontier.jp/samples/claude-shooting.html
うん、普通にすごいですね。
さっきのような短いプロンプトでここまでのものを出力できるので
これをもっと細かく指示して繰り返していくと、なかなかのものが出来そうです。
さいごに
「AIの進化はすごいな」という感想につきますね。
もちろん、先程の内容は、それだけで商業用として出せるようなものではないので
これを売れるようにするためにはもっと作り込みが必要なのですが
たとえば、このコードを見て、ゲームの作り方は全くわからないけど
自分が作りたいもののサンプルコードが欲しいとか
そういった学習の意味で使うには結構役立つのではないでしょうか。
それでは今回はこのへんで。