最近話題になった「AI Programmer」
こんにちは、クリエイティブSecの長谷川です。
最近「AI Programmer」というのがというのが突如出現し
話題になっていました。
このサービスは有限会社AS Realという会社が提供しており
プレスリリースも公開されていました。
どういったサービスなのか
このサービスはプログラミング言語を指定して
日本語で書きたいプログラムの内容を指示すると
そのソースコードを生成してくれるというサービスになります。
システムのソースコードを一式生成してくれるというわけではなく
あくまでも一処理に関するソースコードの生成ですが
「あれ?このプログラムってどう書くんだっけ?」というときには役に立ちそうです。
実際に試してみた
公式サイトでは、指示の出し方として以下のような記述があります。
たとえばこのように指示を出してください。
SQL
売り上げテーブルAと企業マスタテーブルBがあります。この二つのテーブルを結合して、企業別の売り上げ一覧を集計する。
Python
データベースから値を取得してCSVファイルに変換する。
HTML&CSS
タイトルはマイページ、セクション数は2つ、1セクション目は2カラムで横幅100%、2セクション目は3カラム
なるほど。
ということで早速試していきます。
まずは、言語をPHPで選択して下記のように入力してみました。
連想配列が格納された配列から、連想配列内のキーを指定して、それらを配列で取得する
その結果、生成されたコードは以下になります。
$array = [
['key1' => 'value1', 'key2' => 'value2'],
['key1' => 'value3', 'key2' => 'value4'],
];
$result = array_column($array, 'key1');
そうだね、array_column()でやれば取れるね。
ということで、求める通りのプログラムのコードが生成されました。
はい、では次です。
商品の税抜き金額を与えたときに、商品の税抜き額と税込み額、税額を連想配列で返す
function tax($price) {
$tax_price = $price * 1.08;
return array(
'price' => $price,
'tax_price' => $tax_price,
'tax' => $tax_price - $price,
);
}
なるほど、なかなかやりますね。
じゃあ、これならどうでしょう?
郵便番号を与えたときに、APIから該当する住所を取得して返す
$zipcode = $_GET['zipcode'];
$address = file_get_contents('http://zipcloud.ibsnet.co.jp/api/search?zipcode=' . $zipcode);
echo $address;
なんと・・・!郵便番号から住所を取得するAPIまで含めて返してくれましたね・・・。
これは驚き!!
ただ、やはりですが日本語で各指示に曖昧なところがあると
望むような結果が得られないこともありますので
その場合は明確になるように書き直す必要があります。
ここ最近のAIの進歩はすごいですね
昔はAIがやれることは、単純な作業であったり
人の目で判断しにくいものなどを判定することができるようになるとは思っていましたが
最近は「お絵描きばりぐっどくん」や「Novel AI」など
イラスト生成系のAIも話題になっていたように
これからどんどんAIを用いてやれることが増えていくんでしょうね。
それでは、今回はこのへんで。